騒音規制について(公道用 認証マフラーの選び方)
Austin Racing の公道用(音量規制対応)マフラーは、平成28年騒音規制車(2016年10月1日以降に生産された車両)を対象に、欧州の認証(刻印)と証明書面を備えています。本ページでは、その車両区分の確認方法と、車検に必要な要件を分かりやすくまとめています。
本ページの内容(刻印・付属書面・適合の説明)は、当店(Austin Racing Japan)が出荷する正規品に限ります。並行輸入品は対象外です。並行輸入品については、必要な刻印・書面の有無や仕向地仕様の違いにより車検に適合しない場合があり、当店では適合の保証・書面の発行はいたしかねます。
車検証の「備考欄」に、次のように記載されている車両が対象です。
「平成28年騒音規制車 騒音カテゴリ□□□□□ 近接排気騒音規制値 ○○dB マフラー加速騒音規制適用車」
(生産年月日が 2016年10月1日以降。輸入車・継続生産車は適用時期が後ろ倒しの場合があります。)
※ 上記より前の年式(平成28年騒音規制車に該当しない車両)については適合の扱いが異なります。お乗りの車種・年式とあわせて お問い合わせ ください。
平成28年騒音規制車に適用される基準
平成28年騒音規制は、欧州 UN-R41(ECE R41) に調和した基準です。社外(交換用)マフラーに関係する要件は次の2つです。
① 近接排気騒音(相対値規制)
新車時の近接排気騒音(車検証に記載)を基準に、+5dB 以内であることが基準です。例:車検証の値が 92dB なら 92+5=97dB まで。
これは「新車時の音量から悪化させない」ための上限であり、爆音化を認めるものではありません。もともと静かな車両では+5dBの猶予がない場合もあります。車検で実際に測定されるのは、この近接排気騒音のみです(マフラー出口から45度・50cm、最高出力回転数の75%〈5,000rpm超は50%〉で測定)。
② 加速走行騒音(表示・書面で確認)
加速走行騒音は、車検時に1台ずつ実走行で測ることはせず、マフラーの「表示(刻印)」と「書面」で適合を確認します。当社が出荷する公道用マフラーは、欧州 ECE規則の Eマーク/EU指令の eマークの刻印により、この加速走行騒音の適合表示に対応します。
当社 出荷品(正規品)が備えているもの
当店(Austin Racing Japan)が出荷する公道用(平成28年騒音規制車対応)マフラーは、上記の要件に対応する刻印と書面を備えています(並行輸入品は対象外です)。
- 刻印:欧州認証(Eマーク/eマーク等)の刻印により、加速走行騒音の適合表示に対応します。
- 書面:適合を示す証明書類が付属します(製品により、排出ガスに関する書類を含みます)。
書面(証明書類)と刻印がそろっていれば、車検時の適合確認に対応できます。製品に付属する書面は、車検証と一緒に大切に保管してください(紛失すると再発行に費用・時間がかかります)。
排出ガス(ガスレポ)について
「排出ガス試験結果証明書(通称ガスレポ)」は、排出ガス規制対象車で純正の触媒を取り外すタイプのマフラーに交換する場合に必要となる書面です。純正触媒を残すタイプ(スリップオン等)や、もともと触媒のない車両では不要です。
当社製品では、必要となる製品に該当の書面を付属しています。製品ごとの要否(触媒の有無)は、商品ページの記載、または お問い合わせ にてご確認ください。
その他のご注意
- インナーサイレンサー(脱着式バッフル)に頼った消音は認められません(溶接・リベット等で固定された内蔵式は可)。
- 適合は、製品がお乗りの車種・型式・年式に対応していることが前提です。取り付けが可能でも、対応車種でない場合は基準を満たしません。
- マフラーは消耗品です。経年でサイレンサーが劣化すると、音量が基準を超える場合があります。
本ページは騒音・排出ガス規制の要点を分かりやすく整理したものです。規制は改正されることがあり、車種・年式・装着状態により適用が異なります。製品ごとの適合可否・付属書面については、車種・年式とあわせて当店までお問い合わせください。最終的な車検適合の判断は、車検証の記載および管轄の運輸支局・整備工場にてご確認ください。
参考:国土交通省「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」、環境省「自動車騒音の大きさの許容限度」、JMCA(全国二輪車用品連合会)資料 ほか。